一般的に使用されるSPFではなく、ダグラスファー(米松)を使用します。
ダグラスファーは赤味のある樹種で強度が高い(数値データ)、反りなどの変形が少ない、水に強い、欠点はヤニが多い(壁の中なので問題ない)
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ダグラスファー(米松) |
高さ |
40〜80m |
分布 |
アメリカ大陸西部一帯 |
葉 |
長さ 20〜30mm程度。葉は軸の廻り一面についている。柔らかな感触を持つ。 |
球果 |
7〜10cm程度の物がぶら下がった形。先端が3つに分かれたとげ状の物が、うろこから突き出ている。 |
樹皮 |
濃い灰褐色で、成木の幹には、溝が深く現れる。 |
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学名シュードツガ(pseudotsuga)の意味は、にせもののツガということです。植物学上ダグラス・ファーはファーと名付けられていても正式のモミではなく、独立した種属のpseudotsuga menziesii(日本名とがさわら属)として分類されます。最初、Archibald Menzies博士によって、1791年バンクーバー島の西海岸で発見され、その後、1826年に植物学者David Douglasにより再発見され、分類されました。
ダグラス・ファーは一般的には群生してますが、時には他の種類の木と混生している事もあります。
日本では、材の感じが松に似ていることから、大正時代以来「米松」という名で親しまれていますが松属ではありませんので混同しないで下さい。アメリカでも俗称「オレゴン・パイン」などの様に呼ぶ人達もいます。
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