アメリカでは、ドライウォール仕上げがごく一般的です。 ドライウォール工法では壁紙を使わずペンキで仕上げることが出来ます。したがって有害な物質を含む接着剤や壁紙を使用せずに済みます。健康にも良いと言えます。
また石膏ボードの隙間をパテで埋め込み施工するので、石膏ボード間の隙間が目立ちません。したがって薄い紙の壁紙が使用できます。
ペンキで仕上げる場合にはあらゆる色が可能ですし、あらゆる壁紙も使えるので応用の利く工法といえます。
ドライウォールの短所としては施工値段があります。通常は壁紙を使うよりも高くなります。 |
1.石膏ボードを張る
ボード用ビスはボードに少し入り込むようにしています。
後でこのビスの上にもジョイント材を塗り均すためです。 |
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2.テーピング
ボード間を紙テープとジョイントコンパウンド材で埋めていきます。 |
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テープ |
ジョイントコンパウンド材 |
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3.開口部とコーナーの処理
ライトなどの配線やエアコンなどの開口部を作ります。コーナービードを使ってコーナー部分の処理を行います。 |
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4.中塗り・上塗り
ビスの部分も上からジョイント材を塗ります。テープによる接合部分やコーナービードの接合部分は何度もジョイント材を塗り、余分なものを削ぎ取る作業が続きます。他にも凹凸が気になるところや、ボード間の接合部分の高低差など気になるところにもジョイント材を塗り、余分なものを削ぎ取っていきます。
これは作業面が全て平らになるまで続きます。 |
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5.サンディング
全てが平らになったところでジョイント材による塗り作業は終わりです。マスクをして全面磨きます。後はペンキの塗装となります。 |
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6.ペイント(塗装)
最後に塗装を行い、完成です。塗装は2回塗りです。 |